【1分で習得】練習の振り返り方法

 今回は、成長速度を伸ばす練習の振り返り方について解説していきます。記事の前半を1分程度読めば、ある程度理解できると思いますので、時間がない方は前半に注目です。

1:練習は、コーチの思想が詰まっている

 必ず頭に入れておいて下さい、「練習は、コーチの思想が詰まっています」

結論、チームがどんなサッカーを目指しているかは練習メニューから見えてきます。例えば、パス練習を沢山やるチームは、ポゼッションから攻撃をするチームを目指していると言えます。逆に、走りのメニューが多いチームでは運動量で相手を上回り、タフなプレーで勝ちを狙う、カウンターを主眼に置くチームかもしれません。

 このように、練習メニューを振り返ると自分のチームがどんなことを目指しているのか見えてくると思います。練習メニューを振り返る際は、時間をかけている練習、コーチの指示が多い練習、ミスすると怒られる練習を優先的に振り返りましょう。

 

 この3つの条件で振り返ると「チームの方針・コーチの好みの選手像」が見えてきます。小生年代では技術を個人で磨くことが推奨されると思いますが、どんな選手もチームで試合に出ることで成長する部分も大きいと思います。まずは、自分のチームで試合に出場すること、そもそも適切なチームか見極めることが重要です。その材料として、練習メニューの振り返りが重要になってくることでしょう。


2:自分に関連する練習を考える

 自分に関連する練習とはなんぞや。という感じだと思いますが、全ての練習に100%に取り組みのは少しばかり難しかったりもします。もちろん理想の姿は全部頑張る‼︎ですが、、、

 ここで考えて欲しいのが、練習の内容的に「どこのポジションの人がどのタイミングで本番で使う場面か」です。例えば、チームでセンターバックを務める選手がシュート練習(キーパーと1対1)の練習を沢山やっても、試合で使う場面は少ないですよね。極端な話、ずっとセンターバックなら使うことは0に等しいです。

 このように、自分にとって関連性の深い練習がどれか見極めるのが重要になります。そこの練習に細心の注意を払い振り返ることが、自己成長に繋がります。


3:思い出せないなら、成功体験を思い出す

 練習に没頭し、気がついたら練習が終わり、ご飯を食べ、お風呂に入って、「今」なんてことはあるあるです。そんな時に、「練習どんなことやったけ?」となることもあるでしょう。

 そんな時は、「成功体験を思い出す」ことを推奨します。できなかったことを思い出すよりできたことを思い出し、明日への活力を蓄えましょう。「失敗した反骨心は?」という声もあると思いますが、サッカーの試合中はミスの連続が当たり前です。ミスが当たり前のスポーツです。あんなに走り回って、ボールを蹴るのですから当然ミスは起こります。ミスはあってよくて少なくすればいいのです。それよりも、できたことを思い出して、明日はもっと上手くできる、頑張りたい、前向きなマインド形成が非常に重要になります。

 

まとめ

1:練習は、コーチの思想が詰まっている
2:自分に関連する練習を考える
3:思い出せないなら、成功体験を思い出す

以上を頭の隅に置き、今日もサッカーへ出かけてくれたら嬉しいです。そのためには、保護者様からのご助言も必要です。ここでの情報を、保護者様の感覚で噛み砕いて、お子さんに伝えてあげられば良いと思います。子供と一番長い時間を過ごしているのは保護者様です。各人に合った伝え方が大切だと考えております。


PS:コメント頂けますと幸いです(涙)



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