一番重要なのは良かった点を思い出すこと。
今日の良かった点はなんですか?
突然ですが、あなたの今日の1日の良かった点はなんでしょうか。10秒目を瞑って考えてみて下さい。パッと、これ頑張ったな〜と思えることがある人は少ないのではないでしょうか。それは当然です。日々がルーティーン化していて、当たり前のことを当たり前のように実行しているからです。
子供も同じで、学校行って勉強して、友達と遊んで習い事をしてご飯を食べて眠る。物凄く定型化された毎日を過ごしていると「これ頑張った」という気持ちは作りづらいかもしれません。だからこそ「これを頑張った」と自分の良かった点を見つける習慣が非常に大切です。
「自己肯定感」の高い子供は自分の頑張ったこと、良かったことを自認しています。
自分に甘くなるという訳ではございません。自分の良かった部分を積極的に見つけてあげることが、小さな地震や自己肯定感を養うスパイスになるのです。
さて、サッカーノートでは「良かった点・悪かった点」を書くのは定番です。悪かった点を治すことで反骨精神が養う、負けず嫌いになるという精神論は間違いなく正しいと思います。しかし、自分を卑下しすぎた結果、沼にハマる子供達も少なくありません。少なくともプロになった選手は少年時代チームのエース格で活躍し、その上で負けたくない反骨精神で成長を遂げてきました。
では、あなたのお子さんはどうだろう。私もそうだったが、決して今いる環境で自尊心が満たされているのだろうか(サッカー面で)。心が挫けないだろうか。周りと比べすぎて、自分の良い点が隠れていないだろうか。自分の良いところを忘れてないだろうか。自尊心を高めなければやる気、活力はう生まれません。
良かった点を見つける習慣を身につけ、「小さな自信」を身につけよう。明日の君はきっと昨日より成長している。保護者の方は、お子さんの大切な自尊心を形成するためにも、良かった点を沢山褒めてあげて下さい。
小さなことでも自分を褒める、大人の姿を見せてあげると子供は「それでいいんだ」と気が付きます。
では。
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